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紹介編

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 小児歯科の特徴は、歯だけでなく、身体や心の成長を合わせて考えていくことにあります。

 例えば、小さなむし歯があったような場合、その子が治療が上手にできるようになるまでむし歯の進行を止めるお薬を塗ったりしながら、歯科の診療に慣れていくようにすることもあります。

 かみ合わせや歯並びがおかしかったりした時でも、その子の年齢や食事の仕方、また姿勢や舌の使い方なども調べていきます。

 今の歯の状態を直すだけでなく、将来の子どもの成長を考えた、長期的な視野に立って治療を進めて行くのが小児歯科の特徴です。

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 小児歯科においては全般的な治療計画を綿密に設定しておくことが大切で、処置(予防も含めて)を行う前に、口腔をよく診査し、その状態を把握して小児の年齢と協力度、理解度、予防に関する関心度などを充分に判断し、これらを総合的資料として治療を開始します。

 治療計画に沿って治療が完了すれば口腔内は一応健全な状態になったわけですが、引き続き健康管理の必要性があり、一定の間隔をおいて定期検診に入ります。

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初めてお越しの方は、こちらの予診票にご記入ください。
下のアイコンをクリックするとPDFファイルが開きます。

予診票(PDF:108KB)

まず、来院の理由を簡単に話してください。

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むし歯があるようなんですが・・・

 でも、いきなり治療を行うことは原則的にありません。
小さな子の場合は、まずリラックスさせることから始まります。
口を大きく開けてくれたら、まず、口の中全体を診ます。
歯の本数をみて、むし歯の数は何本あるか、歯並びやかみ合わせの様子はどうかといったことを調べます。
それから、必要に応じて 1)レントゲン写真 2)口腔内写真 、診断用模型をとっていきます。

1)レントゲン写真
 レントゲン写真は主に、2、3本の歯を診るデンタルエックス線写真と、あごを全体的に診るためのパノラマエックス線写真があります。

デンタルエックス線写真

パノラマエックス線写真

2)口腔内写真
 口腔内写真は、今の口のなかの状態や歯並び、かみ合わせのようす、歯ぐきの状態を残しておくこと。また、治療が終わったときの確認などに用います。

口腔内写真

 

治療内容の詳しいことについては「治療編」をご覧ください。

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かみ合わせが気になるんですが・・・

咬合誘導(正しい永久歯列をつくっていくこと)に関しては、定期的に症例検討会を行い、医員全員で治療方針を決定しています。かみ合わせの相談を受け付けています。

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口の中の様子を診て欲しいのですが・・・

 本小児歯科では、治療コースと管理コースがあり、治療が必要でなく、お口の管理たとえば歯磨きの指導やフッ素塗布などを希望されるときは、管理コースとして歯科衛生士が指導にあたり、また歯科医師による検診を行っていきます。

では、治療に入っていきます。

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うちの子は泣いたりしそうなんですが・・・

 原則として泣きながらの治療はしません。
泣いたりするのは、それなりに理由があります。
その理由の解決がまず大切です。

 治療の内容をわかりやすく説明して、使う道具を見せ、さらにその上で実際に使ってみるなど、最初は練習からはいることもあります。
それでも泣いてしまう場合は励ましながら治療を進め、治療が終わってから、がんばったことをほめてあげます。
次第に自信がついてくる子もいます。

 ただし、年齢によって泣く原因が変わってきますので、子どもの年齢に応じたもっとも良い方法で治療を行っていくように心がけます。
そうすれば小さい子どもでも充分に上手に治療させてくれることは可能です。

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子どもだけで治療をするのでしょうか?

 初めての時や、特に小さい子ども、また必要に応じて保護者の方も一緒に診療室に入ってもらいますが、原則として子どものみで行います。
それでも、子どもは意外と上手に治療をさせてくれるものです。

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 本小児歯科ではアポイント制(お約束)をとっていますので、急な予定や体調が悪くて来院できなくなったりしたときは、新しいお約束をお取り直しますので必ず電話して下さい。ただし救急の場合は、この限りではありません。

TEL 058-329-1129(小児歯科診療室直通電話)

【電話受付時間】
月~金曜日 午前8時50分~12時00分
      午後1時00分~4時30分
土曜日   午前8時50分~12時30分

一旦、治療が終了しました。

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 本診療科では定期検診(リコール)を行っています。定期的に来院してもらうことで、もしも、治療が必要な場合でも早期発見によって小さな治療ですむことが多くあります。また、むし歯などの治療の必要がなかったときでも、歯磨きのことやお口の総合的な管理をしていきます。

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 一応、中学生頃に第二大臼歯(前から7番目の永久歯)が生えてきます。この歯がしっかりと噛み合うまでが一つの目安としており、およそ高校生、18歳頃です。

 しかし、継続して治療、定期検診を希望される場合にはその後も治療を行っている例もあります。

診療のご案内

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